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海教室第95回!ウミウシについて~二次鰓編~
2019/12/04
第95回の海教室はユッコがお送りしていきますよ~!!
今回の海教室はもっとウミウシをディープにやっていこうということで!
ウミウシの体の1部をクローズアップしていきますね☆
私たちがウミウシを見分けるときに見るものの一つに二次鰓(にじえら)とよばれる器官があります。
ウミウシの身体の後ろ側についている花のようなものです!
種類によって形や色が違うんです!
まずはこの二次鰓がどのような働きをしているか☆
鰓とよばれるだけあり、呼吸の為に使われている器官です。私たちの肺と同じですね。
w水中の酸素を取り込み、体内の二酸化炭素を排出する役割があります。
サカナなどの様に口の側面にあるものを一次鰓、
口の側面でなく、体の別の部分に鰓があるものを二次鰓とよびます。
本来、皮膚から直接酸素を取り入れることが出来る為、ウミウシにはこの二次鰓が存在しない種類も居ます。
この二次鰓もウミウシの種類によって様々です。
特徴的なのを紹介しましょう☆
まずは、私の1番好きな二次鰓から
シノビイロウミウシ。二次鰓がきゅっとまとまっていて外側はオレンジ、内側は白色です。写真を撮るとき、思わずこの二次鰓をメインに撮ってしまいます(笑)
続いては言わずと知れたウミウシ界の人気者
ミゾレウミウシの二次鰓です。
白い透明感のある二次鰓にラメのようなキラキラがついていて
とても幻想的✨見とれちゃいますね( *´艸`)
次はモンジャウミウシ
こちらの二次鰓はよーく見てもらうと常に震えているんです💛そしてこの子はなんと二次鰓2つついてました(*_*)
写真ではよく伝わらないので水中で見つけた時に
是非確認してください(^O^)/
最後はコモンウミウシ!
よく似た種類にヒメコモンウミウシという種類がいますが
このウミウシとの区別の仕方の一つが二次鰓なんです!
コモンウミウシは二次鰓の色が淡褐色、
ヒメコモンウミウシは白色をしています👀
このように二次鰓一つを取ってみても
違いがあるのがよくわかりますね☆
二次鰓を観察するときに注意して欲しいのが
勢いよくカメラを近付けてしまうと二次鰓を引っ込めてしまいます…
すぐ出す子もいればなかなか出してくれない子もいるので
写真を撮りたいときはゆっくりと近づくようにしましょう!
二次鰓撮ったらぜひ私にも見せてくださいね☆
それでは今週はここまで!また次回お楽しみに(@^^)/~~~
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