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海教室第97回!「ウミウシの増え方👀」
2019/12/18
皆さんこんにちは!今回はユッコがお送りします♪
今回の海教室はウミウシの繁殖行動について!
調べていくとウミウシの面白い生態がわかってきたので紹介していきます(^^♪
まず、ウミウシの雄雌について☆
ウミウシは雌雄同体と言われていて1つの体の中にオスとメスの機能を
持ち合わせています。
こうすることで水中で自分以外のウミウシに出会った時いつでも交尾をすることが出来るのです。
自分で両方の性質を持っているならそのまま子供を産むことはできないの?と思う方も
いるかもしれませんが残念ながらそこまで進化はしていないようです…。
じゃあウミウシはどうやって仲間を見つけるのでしょう?
ウミウシは匂いをかぎ分ける器官を持っています。顔の前面にある口触手と呼ばれる部分です。
そしてもう一つ、実は歩いた後からナメクジと同じように
ぬらぬらした粘液を残しているのです。
私たちには到底見えませんが…💦
なのでこの粘液のにおいをたどって他のウミウシに出会うことが
出来る仕組みになっています!
しかも、種類の違うウミウシだと匂いも違うので同じ種類を探すのも
比較的容易というわけです。
次に出会った後はどうするのかということですね
ウミウシは体の右側に生殖器がついています。
なのでお互いが右側同士をくっつけて交尾を行います。
この時にはオス役とメス役の役割分担があるようです。
メス役の方はこの後体内で卵を作る準備を行い、産み付ける場所を決め、
産卵します。
水中でこのようなクルクルした物を見たことないですか?
これがウミウシの卵です。
正確には卵塊といってこの中に数千もの卵が入っています。
これらが孵化しても最初は目に見えないほど小さな幼生なので
見つけることはできません…。
日がたつにつれ数ミリになり、私たちがよく見る形に成長します!
どれだけ小さい子を見つけるかもウミウシダイバーにとっては
燃えるポイントですね(笑)
今回はウミウシの繁殖について書きました!
もしこんなことが知りたいなというのがあったら
どんどん海教室に書いていくのでぜひ皆さんの意見もきかせてくださいね♪
それでは次回もお楽しみに(@^^)/~~~
RESERVE
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