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海教室第137回目!BCDの役割について
2020/09/29
皆さんこんにちは!今回はユッコがお送りします!
今回は器材について!
最近ゲストさんに重器材のオススメを聞かれることが多かったため、改めて勉強しなおしました!
そこで今回はBCDについて書いていこうと思います◎
皆さんはBCDが何の略か知っていますか?
Buoyancy Control Device 浮力調整器具のことです。
それではなぜBCDが必要なのでしょうか。
まず、基本的に人間の体は水面で浮きます。
その為、潜るには重りが必要で、ほとんどの方はウェイトを付けていくと思います。
しかし、水中に入ると体の浮力が減ったり、ウェイトが重すぎて
沈みがちになってしまったりします。
その時に肺呼吸だけでは補えない浮力を助けてくれるのがこのBCDです!
基本的な操作方法!
BCDには空気が入るように作られていてこの中に空気を入れたり、空気を抜いたりすることで中性浮力を維持します。
一般的に左の肩からインフレーターホースが伸びていて、
その先に空気を出し入れするボタンがあります。
左手の人差し指、親指でエル字を作ってボタンの上に指を重ねるのが一番操作しやすい持ち方です。
このとき人差し指がデフレーターボタン(空気が抜ける)、親指がインフレーターボタン(空気が入る)に来るようにしておきましょう。
癖をつけておけばいざという時の操作を間違うことなく行えます◎
吸気、排気の時に気を付けてほしい事が2つ!!
まず一つ目は空気を抜くとき
BCDの中には空気がたまると言いましたが空気は軽いため、
BCD内全体に均一に空気が広がるわけではなく、その中で1番高い所に集まります。
その為、空気を抜きたい時はインフレ―ターホースが体の中で1番高い場所に来るような態勢を取りましょう!
足が上がっていると腰の部分に空気がたまってしまい、うまく排気できないので注意です❕
2つ目は空気を入れる時!
空気を入れる時は少しずつインフレ―ターボタンを押して入れて下さい。
一気に空気を入れてしまうと急浮上の原因になりとても危険です!
また、空気を入れてから浮き上がるまではタイムラグが1秒ほど発生するのでボタンの連打もやめましょう。
短く1度ボタンを押して、呼吸をしてみても浮かない時にまた、ボタンを押すの繰り返しでゆっくり落ち着いて行う事が大切です◎
BCDは水中での浮力を補うのにとても大きな役割を果たしていますが、
水面でも浮力としての大きな役割を果たしてくれます。
BCDに空気をいっぱいいっぱい入れるとライフジャケットと
同じくらいの浮力を得ることが出来ます。
水面に上がってきたときに水を飲んで溺れるという事例もありますので
水面に上がってきた際や、エントリーする前は必ずBCDに空気を入れて安全を確保するようにしてくださいね☆
今週はBCDの役割について書きました!
次回はBCDを選ぶ際に木を付けてほしい事について書きたいと思います!
次回もお楽しみに(@^^)/~~~
RESERVE
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