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海教室第186回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.13「器材洗い」について
2021/09/07
186回目の海教室はフミが担当します!!
今回のテーマは【器材洗い】についてです(*’▽’)
前回まで【器材のセッティング】【器材のチェック・プレダイブセーフティチェック】と器材について記載をしてきたので、その流れで【器材洗い】についての海教室です。
では、ご覧ください!!
皆さんはダイビングをした後に適切な器材洗いを行っていますか??
思う存分にダイビングを楽しんだ後は海水が器材に付いています。海水に浸った器材はちゃんと塩を落としてからしまわないとカビや錆の原因になり器材の劣化が速くなってしまいます!!
透明度が悪い海でも、慶良間のようなどんなに綺麗な海でも海水は付きます!!
高いお金を出して、揃えた器材は大事に使うようにしていきましょう(*’▽’)
では器材洗いを忘れた?記憶が・・・の方への復習です!!
ちなみにオープンウォーターダイバーコースでは「◆器材の取り外しと手入れ」と言う項目があるので皆さん習っているはずです。思いだしていきましょう!( ´艸`)
【Withコロナ】の時代になり洗い方が変わりましたので復習の後に記載します。ぜひ最後までご覧ください☆
まずは器材洗いができるほどの大きな桶に真水を張ります!!その桶に入った真水を使い、自分が使用した器材たちを洗っていくようにしましょう(‘ω’)ノ
洗い方の順序は特に決まりはありませんが、小さいモノから洗っていく方が桶の水が汚れにくいです。なので、軽器材などの汚れの少なそうなモノから洗っていきましょう。
軽器材のブーツやフィンに関しても同様に桶の真水で洗い流します!
ブーツのファスナーも水の中で動かして塩分が残らないように洗っていきましょう(‘ω’)ノ
フィンを立てかけるときの注意です!!
場所に限りがあり地面にしか置かないといけない時は、フィンの先端が下に来るように干すと折れてしまう原因になりますので、かかとの部分が下に来るように干して行きます☆
マスク・シュノーケルも真水に浸しシュノーケルのマウスピースをごしごしとしますね(^^)/
続いて重器材です!
BCDはBCD全体を桶に浸してBCDの外を洗い、インフレーターホースから水を中に入れていきます!!
水を入れるときはデフレーターボタン(空気を抜くボタン)を抑えながら入れていきます☆
BCDの中に十分に真水が入ったらまんべんなく水が行くように上下左右ひっくり返して真水が全体に行くように洗っていきます☆水を入れすぎるとBCDが重くなるのですすげる程度、5秒から10秒ほどで大丈夫です。
中が洗い終わったら、インフレーターホースが一番下に来るようにして水を抜いていきます(*’▽’)
下の写真の様にBCDを壁に抑えると女性でも簡単に手が届きます☆
干す際は肩ひもを伸ばしポールに吊るします!!その際に乾きやすい様に口でBCDの空気を入れていきます(‘ω’)ノ
続いて、レギュレーターはまずはダストキャップが閉まっているかどうかを再度確認です!!!
エキジット後ダストキャップをしめたつもりでも万が一緩んでしまう可能性もあります・・・
真水につけるときは再度要チェックです(‘ω’)ノ
そして弱い流水でマウスピースやホースを洗ってあげましょう。
セカンドステージ内へ強い水流は厳禁!です。
桶に漬け置きがいいですね(‘ω’)ノ ただレギュレーターのパージボタンを押さないようにする事が大切です!!!
逆流をしてファーストステージまで水が入ってしまう可能性があるからです(>_<)
続いて、ウエットスーツです。
ウエットスーツは裏返しのまま洗っていきます♪なぜなら翌日も潜ることがあれば自分の肌に触れる方から乾けば快適に翌日もダイビングができますからね(*^^*)
塩噛みや砂噛みがないようにファスナーも開けたり閉めたりして海水をしっかり落としていきましょう~
ウエットスーツを干す際の注意です。水がまだ含んだ状態でハンガーで干さないようにしてください!!
水を含んだまま干すと重いのでハンガーが変形したり、肩の当たる部分が弱ってきてしまいます・・・
下の写真の様にポールなどにお腹の真ん中で干し水気を取ってからハンガーで吊るしましょう☆
今まではこのような洗い方でした!!!
思い出してもらえましたか??カメラやライトがあるときはレギュレーターと一緒に真水につけ置きしている事が多いですね。
が!? 【With コロナ】の時代になり変更箇所があります!!
コロナの時代も長引き皆さんもコロナとの向き合い方も分かってきたのではないのでしょうか(‘ω’)ノ
この桶を使った洗い方は1人の時のみ使えることになりますね!!!
ただこの桶に人数分、水をためるとなると莫大な量です。。。
水を無駄に使わない為にもお勧めしているのはすべて流水にすることです(*’▽’)
以前の桶を使いながら洗った部分をホースなどを使い水で流していけばいいのです☆
それでも大量の水を使う事になりますね・・・
桶に水を張って共有していいものあります!!
ウエットスーツやブーツ、フィン、グローブなどは共有しても感染のリスクは低いですね(‘ω’)ノ
特に気を付けなければいけないのは、レギュレーター・オクトパスのマウスピース部分、BCDを口で膨らます可能性があるインフレーターホース、マスク・シュノーケルですね。
これらの器材に関しては流水で行うようにしましょう!!
シーマックスでは流水で洗浄後、次亜塩素酸水で消毒をしております!!
次亜塩素酸水は環境にもやさしく手やうがいにも使えるなど無害なので安心して利用できます。
ここで注意したいただきたいことがあります。
次亜塩素酸水に浸しすぎないこと!!浸す時間は5分が目安です(^ ^)
浸した後は流水で、しっかり流しましょう♪
次亜塩素酸水は食用に消毒として使われてるので安全性が高いのですが、錆の原因にもなるため水でしっかり洗い流しましょう(^ ^)
次亜塩素酸水は熱によわいです!!直射日光は避ける場所に置き、直接手でも触れないようにしなければいけません(^_^)
今まで通り自分の器材であれば、BCDは膨らまして干すのがいいですね(*’▽’)
界面活性剤を使用して洗うなど様々な洗い方もできてますが、こちらの方法がわかりやすくて続けやすいのかなと個人的に思います!!
もしわからないことがあればお気軽に聞いてくださいね~
みなさんが少しでも安心してダイビングができますように!!
今回はここまで!!
次回をお楽しみに~!
RESERVE
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