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海教室第101回!「ドライスーツってどんなもの?」
2020/01/21
皆さん明けましておめでとうございます。
もう1月も終わろうとしていますが、沖縄でも水中がなんだか寒く感じる日が来ました。
そこで、スーツ変更!
ウェットスーツからドライスーツに変えてみませんか?
※シーマックスではドライスーツのレンタルはありません
冬場の強い味方、ドライスーツについて話していこうと思います。
まずドライスーツの特徴!
ウエットスーツと一番の違いは
海に入っても体が濡れないこと!!
どうやって水が入ってこないようにしてるの?と思う方、
首と手首に密着度の高い素材を使用しているため、
体にピッタリとくっついて水が入ってくるのを防げます✨
ファスナーは防水のもの、ブーツまで一体になっているので足からも水が入る心配はありません。
ウエットスーツとの違い、2つ目は保温の仕方!
ウエットスーツはスーツの中に入った水を体の熱で暖めて保温しますが、
ドライスーツは空気で保温をします。
背中に背負っているシリンダーから空気を送ることが出来、水との間に空気の層が出来るため、ウエットスーツよりも格段に高い保温力があるといえます◎
他にも、
○水に濡れないので着替えが楽
○水深や水温に関係なく暖かい
○体が冷えにくい
◎陸上に上がってから寒くない◎
など、メリットがたくさん♬
そして、ドライスーツにも種類があります!
大きくわけて2つ紹介していきます。
1,ネオプレーン素材のドライスーツ
ウエットスーツと同じネオプレーンタイプの生地にゴムを貼ったものになります。
フルサイズオーダーが可能なので、フィット性もバツグン。
素材自体に保温性があるので、薄めのインナーで潜れるのも魅力ですね!
また、生地のバリエーションも豊富で自分のお気に入りの色や、柄で作ることも可能です💛
2,シェル素材のドライスーツ
生地はレインコートの様な防水素材で出来ており、スーツ自体に保温性はありません。
一般的に既成サイズから自分の体型に一番近いものを選びます。
その際、首と手首のシール部分はラテックス素材を使用しており、自分で切って調節をします。
先程も述べたように、スーツ自体に保温性はないため、かなり厚手のインナーを着用しないと水中で寒さを感じることになります💦
ただ、シェルタイプはネオプレーン素材に比べて耐久性に優れていたり、
暑いとき、寒いときにあわせてインナーの設定をする事ができます!
自分のダイビングする場所や、気温に合わせてスーツも選んでいきたいですね。
冬も潜りたいけど、寒いから…と諦めていた方もこれを機にドライスーツでダイビングしてみませんか?
次回はドライスーツの着方について説明していきます(^^)
それでは次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第100回目!!2020年は海で遊びましょう!!
2020/01/07
今回で100回目の海教室!!記念すべき回はフミが担当します!!
2018年2月からみなさんに海について知って頂こうとスタートして、100回目を迎えました!
記念すべき回は海遊びのきっかけについて!!
沖縄と言ったらダイビング🏖 ダイビングと言ったら沖縄🏖
「ダイビングを始めたいけどどうしたらいいの?」
「体験ダイビングしたけど不安だなぁ。。。」
「慶良間でシュノーケルしたいけど船酔いが心配」
などなど耳にしたことがあります!!
一つ言えることはまずは、ぜひ慶良間ツアーに参加してみてください(‘ω’)ノ(笑)
ダイビングは子供から高齢者まで老若男女問わず幅広く遊べるスポーツです!!
また世界各地で遊べるのも魅力的ですね☆
まず『ライセンス取得について』
ライセンスとは「Certification-Card」といい世界各地で使えるものです。知識と技術を身に付け証明するものです。
シーマックスでは基本的に事前にWEBで知識の学習をしてきてもらい、沖縄の来てからは実践的に技術を身に付けていきます☆
早い人で約2日間、予定日をとってもらっているので3日間海に費やしてもらう時間を作ってもらっています!(^^)!
初日は沖縄本島沿いで講習を行い、2日目は海況次第では慶良間の講習が可能となってます!
慶良間での講習は最高ですよ☆
Cカード取得となれば一生楽しめる趣味が出来、綺麗な景色、サンゴ、可愛い魚やドキドキするような魚にも出会えるんですよ!!
地球の約70%は海で出来ています!!海を知ればもっともっと有意義な人生になるかも☆彡(笑)
とりあえずダイビングを経験してみたいという方は『体験ダイビング』
体験ダイビングも心配だなぁと思ってる方は安心してください!!
まずは体験ダイビングについてしっかり説明させて頂いて、練習も行ってからダイビングをします!
深度も12Mや洞窟は入らないという制限はありますが、素敵な経験ができますよ♪
ご家族やパートナーと慶良間の海で一生の思い出を作りましょう(‘◇’)ゞ
そして水面からで十分という方は、シュノーケル!!
シュノーケルした方はダイビング次回はしてみたいという方も多いですが。。。
船酔いが心配だなという方は、簡単!!
寝不足や前日にお酒を飲み過ぎるなど注意し、しっかり体調を整える!
そして酔い止めをしっかり飲む!!です(‘◇’)ゞ(笑)
酔い止めは前日の夜に飲んで朝一番でも飲むと効果的みたいです!!
船酔いについては海教室第33回目にも記載しておりますのでぜひご覧ください!
シュノーケルは浅瀬のサンゴやカラフルな魚を見ます!!
運が良ければ呼吸しに来るウミガメとも近くで泳ぐことができるんですよ🐢
沖縄の海!!慶良間の海は本当に魅力がいっぱい!!!
まずは始めてみましょう☆
みなさんの思い出づくりを一生懸命サポートさせていただきます♪
2020年は少しでも多くの方が、沖縄に来て、沖縄の海、慶良間の海を楽しんでいただきたいと思っています!
次回は沖縄の観光スポットについて記載して、ダイビングをしない日のお助けできればと思っています♪
今回はここまで☆
次回をお楽しみに☆
第99回!海教室「ウミウシを探してみよう」
2019/12/31
2019年最後の海教室です!
最後はゆっこがお送りしますね♪
今回はウミウシの居場所について書いていきますね
前回まで色々なウミウシやその特徴を書いてきましたが
「○○ウミウシが見たい!」と言ってもなかなか出会う事は出来ません😢
しかし、どのウミウシがどの場所にいることが多いかわかっていれば
出会える可能性はグーンと上がります↑↑
そんなウミウシのいる場所を4つのパターンに分けて紹介していきますね。
まず1つ目は砂地に多いウミウシ。
わかりやすいのは座間味島の湾内のポイントなど。
いっけん何もいないんじゃないか、くらいの真っ白な砂地ですがよく見ると
ウミウシのご飯となるコケムシやハゴロモが生えています。
なのでそれを好むツノザヤウミウシの仲間や
モウミウシの仲間を多く見つける事ができます。
また↑キヌハダウミウシ系やキセワタ系↓もよく砂地を歩いています。
2つ目は泥地。1つめの砂地と似ていますが
砂地よりも岩の粒のきめが細かく、柔らかくて舞い上がりやすいです。
沖縄でいうとレッドビーチなどは泥地ですね。
ドーリス系のウミウシは多くの種類が泥地で見ることが出来ます。
ミノウミウシの仲間もこの場所にいる子が多いですね!
そして3つめは岩地。
岩の上には海綿やコケがついていてそれをご飯にしているウミウシが集まります。
ドーリス系は岩地の上にもいることがあります。
リュウグウウミウシの仲間や
ウミコチョウも岩場で見つけることが多いかな〜と思います。
最後、4つ目は切り立ったかべの裏側。
わかりにくいですが、大きな岩と岩の間だったり、
大きく突き出た岩の下の方などにいる子達。
ウミウシの中でも
ミゾレウミウシや
ユキヤマウミウシ。
ルージュミノウミウシなどは
壁を見るといるんじゃないかなと
期待してしまうくらいに見かけます(笑)
ダイビング中、岩の下、のぞき込んで見てください👀
最初は砂や藻と見分けがつかなくても目が慣れてくると
こんなに小さなものも見つけられることがあります💛
ここに絶対いる、ここには絶対いないということはないので
このブログを参考程度に自分のお気に入りのウミウシを
自分の手で見つけ出してみましょう😍
今年も1年ありがとうございました!
2020年ウミウシダイビング楽しみましょう♬
ではまた次回(@^^)/~~~
海教室第98回目!『ザトウクジラ』に出会える季節♪
2019/12/24
2019年も残り一週間となりました!!
クリスマスも来て年越しとイベンド尽くしでみなさん大忙しの時期となりましたね(‘ω’)ノ
沖縄ではこの時期からホエールウォッチングが開催されてきます!!
慶良間へダイビングしに行く道中でもクジラと遭遇することが出来るのですよ♪
第三回の海教室にもクジラについて記載しましたが、今回はクジラの行動パターンについて記載しようと思います!!
行動を知れば出会えたときに面白味が増すはずです☆
まずは『ブロー』息継ぎですね!!
だいたい15~40秒の間に3~4回呼吸して再び潜り、一度潜ると5~15分ほど潜り続けることが出来るそうです(‘ω’)ノ
慶良間へ行く道中、クジラを発見するときはブロウは高さがあるので目印になったりします!!
続いて『ペックスクラップ』
身体を横向きにして、胸ビレを水面に叩きつけます。この行動は威嚇をしていると言われています。。。
挨拶で手を振ってくれてるように見えるんですけどね(*^^)v
そしてダイナミックな『ブリーチング』です!!
体についた寄生虫を取ったり雌クジラへの求愛行動と言われています!!
ダイナミックなジャンプをするオスがモテるのでしょうか??(*’▽’)
こんな近くで見ることが出来たらラッキーすぎますね!!!!
そして『フルークアップ』潜水時のポーズです♪
尾びれをまっすぐ水面に持ち上げ潜っていきます。この行動のあとは10分以上は潜ってしまうことが多いですね!!
慶良間の海でFUNダイビングとホエールウォッチングを求めに来ませんか!!
沖縄は冬の海も楽しめますよ(*^^)v
今回はここまで!!
次回をお楽しみにー☆
海教室第97回!「ウミウシの増え方👀」
2019/12/18
皆さんこんにちは!今回はユッコがお送りします♪
今回の海教室はウミウシの繁殖行動について!
調べていくとウミウシの面白い生態がわかってきたので紹介していきます(^^♪
まず、ウミウシの雄雌について☆
ウミウシは雌雄同体と言われていて1つの体の中にオスとメスの機能を
持ち合わせています。
こうすることで水中で自分以外のウミウシに出会った時いつでも交尾をすることが出来るのです。
自分で両方の性質を持っているならそのまま子供を産むことはできないの?と思う方も
いるかもしれませんが残念ながらそこまで進化はしていないようです…。
じゃあウミウシはどうやって仲間を見つけるのでしょう?
ウミウシは匂いをかぎ分ける器官を持っています。顔の前面にある口触手と呼ばれる部分です。
そしてもう一つ、実は歩いた後からナメクジと同じように
ぬらぬらした粘液を残しているのです。
私たちには到底見えませんが…💦
なのでこの粘液のにおいをたどって他のウミウシに出会うことが
出来る仕組みになっています!
しかも、種類の違うウミウシだと匂いも違うので同じ種類を探すのも
比較的容易というわけです。
次に出会った後はどうするのかということですね
ウミウシは体の右側に生殖器がついています。
なのでお互いが右側同士をくっつけて交尾を行います。
この時にはオス役とメス役の役割分担があるようです。
メス役の方はこの後体内で卵を作る準備を行い、産み付ける場所を決め、
産卵します。
水中でこのようなクルクルした物を見たことないですか?
これがウミウシの卵です。
正確には卵塊といってこの中に数千もの卵が入っています。
これらが孵化しても最初は目に見えないほど小さな幼生なので
見つけることはできません…。
日がたつにつれ数ミリになり、私たちがよく見る形に成長します!
どれだけ小さい子を見つけるかもウミウシダイバーにとっては
燃えるポイントですね(笑)
今回はウミウシの繁殖について書きました!
もしこんなことが知りたいなというのがあったら
どんどん海教室に書いていくのでぜひ皆さんの意見もきかせてくださいね♪
それでは次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第96回目!!『ビーチエントリー』について
2019/12/10
2019年も残り2週間!!
オリンピックyearまであと少し!!
沖縄もキャンプ地として盛り上がりますね(‘ω’)ノ
今回の海教室は『ビーチエントリー』について☆
沖縄は台風が多かったり、冬場は海況が悪く船が欠航してしまうこともあります!!
そんな時は、沖縄本島沿いのビーチでもダイビングツアーを行っています!!!
慶良間の海に行けない気持ちで残念ですが、沖縄本島沿いのビーチも見どころはたくさん(*^^)v
ビーチでも安全にダイビングできるように今日は基本のエントリーについて記載します♪
フィンを履かないまま、歩いていき膝から腰ぐらいの高さの水深でまずマスクを装着します。これは万が一転んでも大丈夫にするためです。
次にレギュレーターかスノーケルをくわえてから、水面が胸の位置にくると安定します!
その際肩幅まで足を広げましょう(‘ω’)ノ
もちろんBCDにも空気を入れ浮力を確保しておきましょう!!(空気を入れすぎるとバランスが取りずらいです。。。)
説明しながら装着していたので、レギュレーター咥えてません。。。
波がある際は波と向かい合わせになるといいですよ☆
安定したらフィンを片方ずつ履いていきます。
履きたい方の足を曲げ、四の字にします!
バランスが取れずなかなか履けない際は、
右足から履く際は、右手でバディをつかんで左手でフィンのストラップを持つと履きやすいですよ!!
また、カメラを持って入る方は、手がフリーになるように、
今回は基本のポイントでのエントリーの説明でした☆
階段を降りていく所だったり、大きな岩場だったり、
エントリーするための手順もあらかじめ見極めなくてはいけません
本日はここまで☆
次回をお楽しみにー!!
海教室第95回!ウミウシについて~二次鰓編~
2019/12/04
第95回の海教室はユッコがお送りしていきますよ~!!
今回の海教室はもっとウミウシをディープにやっていこうということで!
ウミウシの体の1部をクローズアップしていきますね☆
私たちがウミウシを見分けるときに見るものの一つに二次鰓(にじえら)とよばれる器官があります。
ウミウシの身体の後ろ側についている花のようなものです!
種類によって形や色が違うんです!
まずはこの二次鰓がどのような働きをしているか☆
鰓とよばれるだけあり、呼吸の為に使われている器官です。私たちの肺と同じですね。
w水中の酸素を取り込み、体内の二酸化炭素を排出する役割があります。
サカナなどの様に口の側面にあるものを一次鰓、
口の側面でなく、体の別の部分に鰓があるものを二次鰓とよびます。
本来、皮膚から直接酸素を取り入れることが出来る為、ウミウシにはこの二次鰓が存在しない種類も居ます。
この二次鰓もウミウシの種類によって様々です。
特徴的なのを紹介しましょう☆
まずは、私の1番好きな二次鰓から
シノビイロウミウシ。二次鰓がきゅっとまとまっていて外側はオレンジ、内側は白色です。写真を撮るとき、思わずこの二次鰓をメインに撮ってしまいます(笑)
続いては言わずと知れたウミウシ界の人気者
ミゾレウミウシの二次鰓です。
白い透明感のある二次鰓にラメのようなキラキラがついていて
とても幻想的✨見とれちゃいますね( *´艸`)
次はモンジャウミウシ
こちらの二次鰓はよーく見てもらうと常に震えているんです💛そしてこの子はなんと二次鰓2つついてました(*_*)
写真ではよく伝わらないので水中で見つけた時に
是非確認してください(^O^)/
最後はコモンウミウシ!
よく似た種類にヒメコモンウミウシという種類がいますが
このウミウシとの区別の仕方の一つが二次鰓なんです!
コモンウミウシは二次鰓の色が淡褐色、
ヒメコモンウミウシは白色をしています👀
このように二次鰓一つを取ってみても
違いがあるのがよくわかりますね☆
二次鰓を観察するときに注意して欲しいのが
勢いよくカメラを近付けてしまうと二次鰓を引っ込めてしまいます…
すぐ出す子もいればなかなか出してくれない子もいるので
写真を撮りたいときはゆっくりと近づくようにしましょう!
二次鰓撮ったらぜひ私にも見せてくださいね☆
それでは今週はここまで!また次回お楽しみに(@^^)/~~~
海教室第94回目!ダイビングは冬も楽しめますよ!!
2019/11/26
早いもので11月も残り1週間を切りました!!
日中はまだ半袖で過ごせる沖縄です🌺気温は25℃前後!高い時は27度ぐらいまで上がっていますね☆
水中も慶良間の海で25℃前後!
これからはだんだんと下がってきますね!!慶良間の海では水温20度あたりまで下がり気温は最高が気温が20度を下回ることもあります!!
沖縄の海といえどダイビングとなると「寒さが心配」などの声が上がってきています(*_*)
ただ沖縄の冬の海も見どころがたくさん(*^^)v
まずは、慶良間の海に向かう道中で運が良ければザトウクジラに出会えることも!
マクロが好きな方はウミウシも多くなってきますね!
ユッコの海教室はウミウシについて詳しく記載されているのでそちらも見てみてくださいね!!
コブシメにも遭遇出来ます!!
運が良ければ産卵シーンに出会えることもあるんですよ♪
冬の海も楽しむためには単純に寒さ対策をすればいいのです(*^^)v
まずは自分のサイズに合うスーツを新調するのがいいですね!!
またフードベストを着てもだいぶ変わりますね!
そしてインナーにホットカプセルを着るのもお勧めです☆
ラッシュガードは防寒性はないのでお気を付けくださいね!!!
そして船に上がってからが寒く感じます!!
温水シャワーで体を温め続けるのは厳禁(‘Д’)お気持ちはわかりますが、船の水には限りがございます!!
共同で使うものなのでマナーを守らなければいけませんね。。。。
身体を濡らしておくのが一番冷えるので水気を取ったらボートコートを着ることが温まることへの一番の近道!!
昨年から僕も使用しているホットジェルも秘密兵器☆彡
LEVEL2とLEVEL4があるのですが、皮膚が弱い方は刺激が強すぎてしまう事もあるのでまずはご相談ください!!
店頭にも置いていますよ☆
冬の海でも寒さ対策をしっかりすれば思う存分に楽しめますよ!!
船の上も夏よりも有意義に過ごせて快適かも(*^_^*)
冬でも沖縄の海を満喫してリフレッシュしましょう(‘ω’)ノ
今回はここまで!
次回をお楽しみに🌈
海教室第93回!ひらひらヒラムシについて!
2019/11/19
皆さんこんにちは、今週はゆっこが海教室していきますねー!
今回はウミウシによく似た生き物!ヒラムシ!
水中でウミウシには似てるけどなんだかひらひらしててちょっとウミウシっぽくないなーなんて生き物見たことありますか?
なかなかこちらもマニアックな世界になりますが、ウミウシとの違いを説明していこうと思います!
ヒラムシは漢字で書くと「平虫」「扁虫」と書かれ、その名の通り平たく薄っぺらい生き物です。
分類的には扁形動物渦虫鋼ヒラムシ目動物の総称を指します。
ウミウシとは全く異なる分類でどちらかというとイカに近い生き物です👀これは驚き!
普段は海底の岩の上などをはい回って生活していて、お腹の面をうねらせて移動します。
👆中にはお腹のうねりを利用して水中を泳ぐ種もいますよ!
かわいい見た目をしていますが食べているものは肉食性のものが多く、薄い体を利用し、貝の隙間に入り込んで中の身を食べるというのが主のようです
口はお腹側の真ん中に開いていてその中に餌を取り込みます。
背面には様々な模様をもつものも多く、中にはウミウシに類似している種類もいます!
またヒラムシは体の一部を折り曲げてツノのように見せたりすることもあります。
これはヒラムシがウミウシに擬態しているのではないかとされています。
ウミウシとヒラムシは似ていますが全く別の生き物!見分け方はこのようになります↓
ウミウシ
ヒラムシ
■断面
ウミウシ:外套膜(がいとうまく)と脚が別れ厚みがある。
ヒラムシ:体は薄く、正中線(せいちゅうせん)が盛り上がる。
■二次鰓(ニジエラ)
ウミウシ:二次鰓(体の後ろにあるフワフワ)がある。
ヒラムシ:二次鰓はない。
■周縁部(からだのまわり)
ウミウシ:波打たない。
ヒラムシ:波打つ。
水中で出会ったときにこの辺を注意しながら区別してみましょう
ちなみに…ヒラムシは体の中にフグと同じ毒を持っており、それを体の外の粘膜に混ぜて放出している可能性があるため、手に色がついてしまったり、荒れてしまう可能性があります。
ヒラムシを水中で見つけても触ったりはしないようにしてくださいね☆
海にはいろいろな生物がいてわくわくしますね~
今回はこれまで〜!それでは皆さんまた次回(@^^)/~~~
海教室第92回!!サンゴの担う役割♬
2019/11/12
今日で92回目の海教室☆彡
今回はフミが担当します!
慶良間で見ることが出来るサンゴについては今までの海教室でご紹介してきました☆
シーマックスでは先日、サンゴの植付けに行ってきました!!
サンゴが減ってきていると聞いたことありませんか?
サンゴが減ってきている原因は!!
サンゴは水温28度以上を超えると、体内に住んでいる植物プランクトンを体内から追い出し白い骨格がむき出しとなり、光合成の栄養をもらうことができなくなり、死んでしまいます。。
珊瑚礁は地球上のもっとも古くから、ある生物群集の一つでもあるのです。
またオニヒトデの大量発生によりサンゴが食害もされているのです。
トゲトゲしていて、見た目も恐ろしいですね。。。毒もあるので気を付けてくださいね(‘Д’)
また、ダイビングの直接的な影響で、フィンキックでサンゴを折ってしまったり手をついて折ってしまうってサンゴ減少の一つでもありますね!常に中性浮力を意識してくださいね!!
サンゴは、二酸化炭素を吸収して酸素を輩出しているのです。
なんと、その量が木の6~16倍と言われています!!
陸上の熱帯雨林とおなじように、地球温暖化の原因の一つである、二酸化炭素をコントロールしている言われています。
サンゴは地球の温暖化を防ぐのに一役も二役も担ってくれているのです!!
サンゴが増えれば環境にもよく、魚も増えるので、よりダイビングも楽しくなりますね!!!
シーマックスでは定期的にサンゴの植付けを行っています!!
サンゴの植付け、その後の成長のモニタリングについてのスペシャリティもあるんですよ(‘ω’)ノ
ご興味がある方はぜひご相談ください!!
今回はここまで次回をお楽しみに~☆
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