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海教室第191回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.18「フリーフローレギュレーターからの呼吸」について
2021/10/12
皆さんこんにちは、今週はゆっこがお送りします。
今回は、限定水域4で行うスキル「フリーフローレギュレーターからの呼吸」について書いていきます。
このスキルは、レギュレーターが故障してしまったときに使うスキルになります。
定期的なメンテナンス不足や水中で何か強い衝撃を受けてしまったとき、
レギュレーターが故障してしまうことがあります。
その時に安全を考慮した設計上、レギュレーターから空気が出なくなるのではなく、
空気が出っぱなしになるようになっています。
空気が出っぱなしになることをフリーフローしている状態と言います。
普通にダイビングしている時と同じようにマウスピース部分を咥えようとすると、
勢いで口からマウスピースが外れてしまったりして危険です。
それでは、どのようにして呼吸をしたらいいのか、スキルの説明していきます。
1、マウスピースの左半分を口から外して咥える。
マウスピースと唇で密閉状態になっていると空気の逃げ道がなくなってしまうので、
マウスピースの半分を口から外すことで逃げ道を作ることができます。
2、頭を右に傾ける。
水中では空気は流れがない限り、水面に向かって真っすぐ上がっていきます。
勢いよく上がる空気にマスクが当たるとずれてしまったりするのでしっかり傾けましょう。
3、左手でマスクを押さえる。
これも空気がマスクに当たってマスクがずれてしまうのを防止するためです。
4、レギュレーターのパージボタンを押し、すするようにして呼吸をする。
講習では、パージボタンを押してフリーフロー状態のシミュレーションを行います。
熱いものを飲むときのようなイメージで必要な分の空気だけを吸うようにします。
スキル練習では、30秒以上この状態で呼吸を繰り返します。
練習前と、練習後に残圧の確認を行ってみてください。
30秒でも目に見えて残圧が減っているはずです。
フリーフローレギュレーターからの呼吸を行うときのポイント!
○呼吸をするときはできるだけ下を向きながら行うほうがいいです。
正面を向いて行うのと比べると空気の泡が顔にかかりにくいからです。
こうすることでマスクのズレ、勢い良く泡を顔に受ける事を回避することができます。
○フリーフローした時は即座にダイビングを中止しましょう。
残圧計の減り具合を見るとわかりますが、
浅い場所でたった30秒のフリーフローで20〜30くらい残圧が減ってしまいます。
深い場所でフリーフローが起きてしまうとこれよりも
残圧の減りは早くなります!
水中でエア切れを起こしてしまう可能性も大きくなりますので、
ダイビング中にフリーフローが起きたらバディと一緒に切り上げて水面に上がるようにしましょう。
○フリーフローした器材を使い続けてはいけません。
ダイビングを終了したら各ショップ、メーカーに対応してもらい、修理の必要があります。
ご自身の器材を持っている方は不具合が起きてしまわないように、
年に一度のオーバーホールは必ず行うようにしましょう!
🌟ちなみに……
エントリーなどのタイミングや、レギュレーターが口からはずれてしまった時に、
パージボタンが押される形になって、フローさせてしまう場合があります。
このときの対処をライセンスを持っていても意外と焦ってしまう方が多いです!
そんなときに焦らずに対処できるように、書いておきます!
まずは、なぜ、フローが起こってしまうのか。
レギュレーターのセカンドステージの中には、空気を出すためのレバーがあります。
普段は空気を吸うか、パージボタンを押すことによってレバーが押され空気が出る仕組みになっています。
これが、この2つ以外の要因でレバーが押されたときにフローが起きます。
エントリーの直後のフリーフローは、主にレギュレーターの向きが原因になります。
マウスピースが上向きになったまま、水中に入ると下向きになったレバーが
水圧によって押されてしまい、フリーフローが起きてしまいます。
エントリー前にオクトパスの向きも確認することによって
オクトパスのフリーフローはかなり減らすことができます( `ー´)ノ
それでは、フローしてしまったときの対処法
レギュレーターのフローを止める方法はいくつかあります。
✓フリーフローしたままマウスピースを咥える
✓マウスピースを下に向ける
✓マウスピース部分を手で覆う
どの方法も空気が出続ける流れを物理的に遮ることによってフローをおさめます。
このフリーフローに関しては、レギュレーターの構造上、
起きる可能性は十分にあることなので故障ではありません。
が、正しく、早く止めないと空気は減っていってしまうので対処方法は覚えておくようにしましょう!
特に、常に咥えているわけではないオクトパスは衝撃によってフリーフローを起こしてしまうことが良くあります。
それを防止するために、オクトパスホルダーを使うのがオススメです!
BCDに固定してホースがぶらぶらするのを防ぎます。
これによって岩に当たったり、砂を引きずって噛んでしまうことを予防します。
オクトパスホルダーにはマウスピース部分にはめ込めるものがついてるタイプもあります。
そのタイプを使えば、空気が出続けることは無くなるので
衝撃を受けてもフリーフローしにくくなるわけです!
今回は、フリーフローレギュレーターからの呼吸の方法と
ファンダイビングでのフリーフローについて書きました!
次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第190回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.17「中性浮力フィンピボット」について
2021/10/05
190回目の海教室♪フミが担当します!!
今回でオープンウォーター講習シリーズ化も17回目になりますが、何故???今まで記載していなかったのか!!!!
という程、ダイビングに大事な中性浮力について記載していきます(^^)
中性浮力がとれるようになると・・・
ダイビング特有の無重力感が味わえたり、楽にダイビングが出来るようになるため、空気の消費が減り持ちがよくなります。
またフィンへ伝わるチカラも効率的になり推進力も高まるので広範囲でのダイビングも可能になりますね(*^^*)
などなど、中性浮力がとれるようになると余裕が持てるので、ダイビングが2倍3倍も楽しむことができるようになります☆
快適にダイビングができりようになって、サンゴの上をダイビングするのは最上級の癒しの時間ですよ(*^^)v
まずオープンウォーターダイバーコース講習初日で行う中性浮力、最初のスキル『フィンピボット』についてです(‘ω’)ノ
まずは言葉の意味からです!
・フィン=足ヒレ
・ピボット=軸
内容としては・・・
フィンの先端を水底に付け、BCDに空気を少し入れた状態で呼吸のみで浮き沈みをする状態をつくりあげることです!!
中性浮力の基本のスキルをここで取得していきます♪
このスキルで呼吸を意識してダイビングに必要な中性浮力の感覚をつかんでもらいます!(^^)!
呼吸で浮力の調整ができるように~🎶
BCDの空気の量を調整していき、上手く出来れば・・・
息を吸えば浮き上がります。
息を吐けば沈んでいきます。
その状態になるようにBCDの空気の量を調整していきます。
これは自分で感覚をつかんで取得していくものなのでじっくり講習をしていきます(*^^*)
スキルを行う順序としては、
①まずBCDの空気を全部抜いて腹ばいになります。
②手足を動かさないように両足は伸ばし、右手も伸ばします。
③左手でインフレーターホースを持ちます。
④インフレーターボタン(給気ボタン)を押して、空気を入れていきます。
⑤空気を入れすぎた場合はデフレーターボタン(排気ボタン)で空気を抜きます。
⑥息を吸ったら浮き上がる。息を吐いたら沈む状態を作ります。
そして注意点です!!
まずは順序の④のインフレーターボタンを一気に長押しをしたり連続して押したりしないようにしてください!!!
一気に押してしまうと急浮上に繋がります(>_<)
まずは感覚をつかんでもらうようになるためにゆっくり慎重に行っていきましょう(‘ω’)ノ
続いて中性浮力をとるためのコツの説明です!!
インフレーターボタンを押してBCDの空気を入れて息を吸ったからといってすぐには浮き上がりません!!
一息おいても浮き上がらないようであればBCD内の空気が入っていない(足りていない)ということです。
もう一度慎重に空気を入れて息を吸ってみます。息を吸ったらだいたい2~3秒ほど様子を見てみましょう♪
もし浮き上がらないようであればこの動作を引き続き連続して行っていきます☆
感覚をつかんでもらうのが目的なので、早い呼吸ではなくゆっくりとした呼吸を心掛ける様にしましょう。
もし浮き上がってしまった時の対処法です!!
BCD内の空気を入れすぎてしまった場合にはしっかりと息を吐いたとしても浮き上がります。
そのような時は順序の⑤BCDの空気を抜くだけです(‘ω’)ノ
これもまた一気に抜き過ぎてしまうとまたゼロからのスタートになるので、まずは少し空気を抜いてみて息を吐いてみてそれでも浮いてしまうのであれば、またさらに空気を抜いていくのを連続して行うといいでしょう☆
最初は空気を抜こうとして押したボタンがインフレーターボタンでさらに空気を入れてしまったりなんてことも、あるあるです(‘ω’)ノ
間違えて空気を更に入れてしまえばさらに急浮上に繋がります・・・
まずはインフレーターボタンとデフレーターボタンを正しく持つことを癖付けていきましょう!!
上の写真のように、左手の人差し指と親指でL字を作り親指でインフレーターボタン、人差し指でデフレーターボタンをすぐに押せるようにしときす!!!!
まずは癖がつくまで、この形をひたすら身体にしみこませる必要があります♪
もし空気を入れすぎてしまった場合は空気を抜きます!!空気を抜く姿勢がものすごく大事です!!!!
水中ではマスクの中の空気と同様に、BCD内の空気も下から上にいきます。
なのでBCD左肩の部分が自分の体の一番上に来なくてはいけません、、、
しっかりと腕を上げているつもりでも空気がぬけていない場合は姿勢が良くないのです(‘ω’)ノ
自分の胸を張るようにして空気が抜けているか見てみると自然とBCDの排気口が上にくるようになります!!
また腕が曲がってしまうとインフレーターホースにも空気が残ってしまうので腕もしっかり上にあげるようにしていきます(*’▽’)
一度感覚をつかんでしまえばあとは成長スピードはグングンと上がってきます(*’▽’)
成長が自分でもすぐわかるのがダイビングの楽しさかもしれませんね!!!
安全停止も中性浮力を取ってロープを使わずに行う時間も素敵なダイビング時間です☆
次回は中性浮力の続き『ホバリング』についてです(*’▽’)
フィンでの軸もなくなり水中での無重力を更に身につけていきます!!どんな態勢でも中性浮力は取ることできるんですよ(*^^*)
今回はここまで~☆
次回をお楽しみに~☆
緊急事態宣言が解除されましたね。
沖縄の海で、海教室で勉強したことを試すチャンスがきました!!
沖縄の海とシーマックススタッフは、あなたをお待ちしています🎶
海教室第189回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.16「足攣りの除去と疲労ダイバー曳行」について
2021/09/28
皆さんこんにちは、今週はゆっこが書いていきます( `ー´)ノ
今週は限定水域から「足攣り(こむら返り)の除去」と
「疲労ダイバーの曳行方法」の2点について書いていこうと思います!
まずは、足攣りの除去の方法から
足が攣ってしまったら水中でも水面でもバディに合図を出しましょう。
攣った部分を指さして何かおかしいの合図を出します。
攣っている部分を伸ばします。
1人で治す場合はフィンの先を両手で持ち、膝を伸ばしてふくらはぎ裏をしっかり伸ばしましょう。
一緒に潜っているバディが攣ってしまった場合は相手の攣っている方の膝裏を持ち、
フィンのかかとの部分に肘を合わせて腕~手のひらでフィン全体を押すようにしてふくらはぎ裏を伸ばしてあげましょう。
この時、ぎゅっぎゅっと押すのではなく、
じんわり延ばしてあげるイメージで行うのがポイントです☆
オープンウォーターダイバーコースの講習では上記の方法で足攣りの治し方を練習しますがこの方法では足の裏部分しか伸ばすことができません。
他の部位が攣ってしまった時、
例えば、ふくらはぎの前面が攣ってしまったときは、
膝を折り、フィンを自分の背中側に伸ばすようにすると解消することができます。
指先が攣ってしまった時は手ならすぐに伸ばしましょう。
足の先は可能であればフィンを脱いで伸ばしてあげた方が効きます。
私も時々足の指先が攣りますが我慢しているとなかなか痛いです( ;∀;)
泳ぎにくくもなるのでダイビングを続けるのが難しくなることもあります。
そういう場合も無理はせずにダイビングを切りあげたり、次のダイビングは休憩するなど、安全を第一に考える様にしてくださいね!
足攣りの原理は筋肉の収縮による痙攣なのでその収縮している部分をしっかり伸ばしてあげる必要があります。
足攣りの原因にもいくつかあり、よく攣っている人は対策を立てることも大切ですよ。
よく挙げられている原因
・自分の足に合わないフィンを履いている
・泳ぎすぎ
・日頃の運動不足
・水分不足
・体の冷え などなど
↓↓
予防策
・脚力の弱い人が硬いフィンを履いていると足に負担がかかり、攣りやすくなってしまいます。
やわらかいフィンに変えた方がいいのか?一度、インストラクターの人たちに相談してみるのも1つの手です!
・ダイビング中の泳ぎすぎには気を付けましょう。
自分の姿勢やトリムを見直すだけでも足への負担が減ることがありますよ✨
・ダイビング前は水分補給と準備運動をしましょう
水中では気づきにくいですが大量の汗をかいています。水分不足にならないためにもダイビング前はしっかり水分を取って、しっかりと水分補給しましょう。
ダイビング前に軽いストレッチをしましょう。攣ってしまう部分の多くはふくらはぎの裏なのでそこは重点的に!!
・水中に長く入ると冷えによって攣ることがあります。
厚手のスーツに変えるか、グローブをつけたりやブーツを履いて直接水に触れている部分を出来るだけ少なくしましょう。
それでは、次は疲労ダイバーの曳行について
泳ぎ過ぎによる疲労や、足の攣りが酷く、泳げない場合、水面で船や岸までバディを運ばなければいけない場合があります。
運ぶことを曳行と言います。
曳行の方法は3種類、講習で覚えます。
1.アンダー・アーム・トゥ
疲労ダイバーの脇の下と手首をつかみ、自分の顔を疲労ダイバーの顔近くに維持してダイバーを押して安全な場所へ移動させます。
短い距離で、特にアイコンタクトをとって、事故者を安心させる為に効果的です。
ちょっと見えづらい角度の写真しかありませんでした…((+_+))
2.タンク・バルブ・トゥ
ダイバーのタンク・バルブをつかみ、ダイバーを仰向けにしたまま浜やボートまで引っ張って移動させます。
短い距離を比較的に早いスピードで移動するのに効果的です。
こちらの写真もよーく見てもらうと手がバルブの所にあるのが分かります
3.スイマーズ・キャリー
ダイバーを水面に仰向けに浮かせて、ダイバーの両足を自分の両肩にあてて、自分の手はバディの膝を持ち、
フィン先を水から出した状態で維持し、ダイバーを押して移動します。
ダイバーとアイコンタクトが取りやすく、長い距離を移動する時に効果的です。
顔は水中につけても、出してもどちらでも、泳ぎやすい方で大丈夫です。
どのやり方でも一定のスピードで泳げるようにしておくのが大事です!
疲労ダイバー役(疲れてしまった人)は力を抜いて水面に浮くようにしましょう。
力をいれてしまうと沈んでしまったり曳行しにくくなってしまいます。
また、この時、シュノーケルを咥えたまま真上を向いて息を吸ってしまうと
先端から水が入り、水を飲む可能性があるので気を付けてくださいね。
このスキルはオープンウォーターダイバーコース講習の時に習いますが、レスキューダイバーコース講習でも使います!
自分の身を守る為、バディの身も守る為の最初の1歩になります!
ダイビングで疲れてしまう事は誰にでもあり得ます。
それでも安全にダイビングを終わることが出来る様に
今回のスキルもしっかり覚えておきたいですね!!
今回は、「足攣りの除去」と「疲労ダイバーの曳行」について書きました!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(@^^)/~~~
次回もお楽しみに☆
海教室第188回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.15「ディープウォーターエントリー」について
2021/09/21
188回目の海教室はフミが担当です!!
あっという間に夏が過ぎ去ろうとしていますが、沖縄の海は通年楽しめますよ~!!
このご時世グループではなく個人の旅行で来る方も多くなってきている印象です♪
そんな人達には、ぜひダイビングのライセンスをお勧めします~(*’▽’)
大事な沖縄での時間!!ダイバーになって沖縄の自然を陸上と水中の両方で思う存分楽しみましょう~
この海教室シリーズ化の甲斐があって????シーマックスダイビングクラブ沖縄では最近講習のお問い合わせが増えてきています(‘ω’)ノ
ありがとうございます!
少しでも気になる方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね~!!
今回は前回のユッコの海教室に繋がるものなのですが、『ディープ・ウォーター・エントリー』についてです!!
言葉にすると難しく聞こえますが、足が付かない所での安全にエントリー(水に入る)する方法についてですね!(^^)!
ボートでのエントリー方法は3つご紹介していきます!!!!!
①ジャイアントストライド・エントリー
ラブニール号の様な足場が安定をしているボートでは、有効的なエントリー方法です☆
②シッティング・フロント・エントリー
座って器材を背負いたい方や、水面まで近い岸などでのエントリーで有効的です☆
③バックロール・エントリー
足場が不安定で船のヘリの高さが低い船では有効的です☆
まず3つのエントリー前の共通点をご紹介します(‘ω’)ノ
①プレダイブセーフティチェックをする(プレダイブセーフティチェックについては184回目の海教室で記載してますのでぜひご覧ください。)
海教室第184回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.11「重器材のチェックとプレダイブセーフティーチェック」について
②マスクを曇り止めして水で一度流してから装着。(マスクの装着位置も確認)
③エントリー口に行ってからフィンの装着(エントリー口に行く前に装着すると足を引っかけてしまい転倒する可能性があります。)
ビーチエントリー時は水面がおへそから胸元に来るところで装着すると安定します。
④浮力の確保
が共通するものになります。
それでは一つ一つ詳しく説明していきます。
①ジャイアントストライドエントリーは、すべての器材を装着した状態で船の船尾(一番後ろ)からエントリーします。
①レギュレーターはくわえて右手の手のひらでレギュレーター、右手の指でマスクを抑えます。左手はマスクの後ろのストラップを抑えます(^ ^)
②水面の安全を確認します。前にエントリーした人が真下にいない事も確認しましょう!!
③左右どちらでも構いませんが片足を大きく遠くに一歩踏み出します。イメージとしては大きな水溜りをまたぐようにするようにすると綺麗にエントリーができます。遠くに一歩踏み出すことで抵抗力が増して頭まで水中にドボンと入ってしまう事を防ぐことができます☆
エントリーする際は遠く、水平線を見るようにしましょう♪
躊躇して下を見ながらエントリーをするとバランスを崩して頭から海に入りマスクがズレてしまう原因となりますm(._.)m
綺麗にエントリーが出来ればマスクもずれることなく、頭が水中に入らずにエントリーすることができます!!
高く跳んでしまうとその反動で水中に頭が入ってしまうので逆効果です。
④海へエントリーができたら振り返ってボートにいる人達に「OKサイン」を出して潜降位置まで移動します☆
続いて、シッティング・フロント・エントリーです。
①まずは器材が背負いやすい所まで器材を運びます。
②レギュレーターと浮力を確認したら、自分が座っている左右どちらかに両手を手のひらが地面に着くように置きます。
③両手を置いた方に身体の前が来るように回転をしながらエントリーします。
右側に両手を置いたのであれば時計回り、左手に両手を置いたのであれば反時計回りということになります。
④エントリーができたら振り返ってボートにいる人達に「OKサイン」を出して潜降位置まで移動します(*^^*)
続いて、バックロール・エントリーです。
上記の2つのエントリーと同じようにマスクを装着し、レギュレーターも咥えます!!
①右手の手のひらでレギュレーター、指でマスク抑えます(*^。^*)
②左手はマスクのストラップも抑えます。
③バックロール・エントリーではオクトパスや、残圧計のゲージ類などのホース類が船のヘリなどに絡まないようにあらかじめ船の外側に出しておきます。
外にロープなど引っかかるものがない事を確認するようにしてくださいね(‘ω’)ノ
もし引っかかるものがあれば腕の下からお腹のほうの持って来て巻き込まないようにホース類はまとめてエントリーすると良いでしょう♪
④水面に出たら装着器材を確認して、振り返ってボートにいる人達に「OKサイン」を出して潜降位置まで速やかに移動します。
最後にビーチでのエントリー方法です。
①ビーチの時も海に入る前には浮力の確保は必ずしましょう!!
ビーチだと特に忘れる方が多い気がしますね(‘ω’)ノ(水底が急に深くなって足がつかなくなることもあるので気を付けましょう)
②水面が膝の深さにまで来たら曇り止めをしたマスクを装着
③水面がおへそから、胸の位置まで来たらフィンの装着です。
水面がおへそから胸元の位置が安定しやすいお勧めの深さです♪
最初に装着するフィンを持ち足と逆の手でフィンを持ちます。装着する明日は「四の字」にするとより安定しながら装着できますよ!
慣れないうちはバディにもう片方のフィンは持ってもらい、装着する足の方の手でバディの肩を持って支えてもらいます。
写真では右足を装着してるので、右手はバディの肩を持っています。
シュノーケルかレギュレーターもくわえて実際に装着して行いましょう。足を見ながらだと間違えることなくスムーズに装着が出来ますね!!
焦ってシュノーケルをくわえずにフィンを装着しようとする方などもいるので気を付けましょう~
④潜行位置まで移動します。
⑤バディと一緒に5ステップ潜降で水中世界に入っていきましょう。
以上がボートやビーチでのディープウォーターエントリーのご紹介です♪
エントリーが上手になれば落ち着いた状態でダイビングがスタートすることができるのでダイビングの上達への近道です!!
ではでは講習のお問い合わせが来るのを期待してお待ちしております(‘ω’)ノ
今回はここまで!!
次回をお楽しみに~
海教室第187回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.14「ファイブポイント潜降と潜降のコツ」について
2021/09/14
皆さんこんにちは!今週はゆっこが書いていきます!
今回は限定水域2で行う項目、「ファイブポイント潜降」について。
水中に入った時に上手に潜降するコツも書いていこうと思います!
ファイブポイント潜降はバディ同士で潜る際に5つの手順を踏んで潜降するスキルになります。
5つの手順↓
1.潜降合図:バディ同士で潜降の準備ができたことをハンドシグナルで確認し合います
2.位置確認:浮上した時に自分の位置を確認できるように、水面や陸上の目印を決める
3.顔を水面につけたままでスノーケルからレギュレーターに交換。
4.時間確認:潜降開始の時間を確認します
5.BCDの空気を抜き、息を吐いて、潜降する。沈み始めたらすぐに耳抜きをする
1から注意点も交えて話していこうと思います。
1、潜降合図
ダイビングで水中に入った後、久しぶりのダイビングでドキドキしていたり、水面移動で疲れたりしている場合があります。
この時、呼吸が早かったりするとうまく潜れない場合があるので、しっかりお互いに潜る態勢が整ったところで
潜降の合図を出していきます。
2、位置確認
やまだてという方法を使って位置確認を行います。
1つの目印を見つけたら、腕を90度に開き、2つ目の目印を見つけます。そうすることでその2つの目印が交わるところが潜降位置になります。
目印が一つだと位置がずれてしまう可能性があるのでバディと共通の2つの目印を確認する(覚えておく)ようにしましょう。
この時に気を付けてほしいこと!!
目印にするものは動かないものにしてください。
例えば、街頭や、家、岩などです。二人の認識がそろっていれば、二つの岩の間、などでもOKです(^^)/
車や、船、人を目印にしてしまうとダイビング終了後、エントリー位置を確認しようとしたときには
目印の位置が変わってしまっていたり、無くなってしまうことがあるのでNGです。
この場合、船ではなく、その奥、島の一番高い所などを目印にします。
3、スノーケルからレギュレーターに交換
海には波があり顔を水につけたまま交換しなければならないことがありますので、
顔を水につけたままスノーケルとレギュレーターを交換するようにしましょう。
4、時間確認
ダイビング時にはダイブコンピューターを1人1人が持っていく、ダイブプランを立てるなどする必要があります。
そこで時間の確認は忘れないようにしてください。
ほとんどのダイブコンピュータではスリープモードになっていても自動的にONになります。
ダイブコンピュータの設定を確認しておくようにしてください。
5,潜降開始
BCDの空気を抜いて、大きく息を吐くと沈みやすいです。
BCDの空気はインフレーターホースを肩よりも上にあげて空気を抜きやすくします。
頭を足より高い位置に保っている方が圧平衡がしやすく、方向も見失わず、バディコンタクトを維持しやすくなります。
ダイビングでの水圧の変化は浅いところが一番大きいです。
そのため、沈み始めたらすぐに圧平衡、耳抜きをするようにしてくださいね◎
以上の5つの点を水面で行って潜降します。
さて、潜降する際、どうしたら上手に潜降出来るのでしょうか。
ダイビングを始めたばかりの時はなかなかこれが難しかったのを覚えています( ;∀;)
潜降する際、目標物があると比較的安定して潜ることができます。
目標物は、船の場合だとアンカーラインであったり、
ビーチエントリーやラインがない場合は水底の傾斜を利用したりします。
捕まって潜っていくのではなく、潜降するときの指標として使い、
それに合わせて、浮力コントロールをして潜降速度をコントロールします。
水中での流れが強く離れてしまう可能性がある場合や、うまく浮力をコントロールできない場合は
ラインなどに捕まりながら潜降することもあります。
目標物がない場合は
バディと離れてしまわないようにコンタクトとりながら、ダイブコンピューターで深度を確認して
浮力コントロールを行うようにしてください。
☆上手く潜るコツ☆
☆BCDの空気はしっかり抜きましょう。
適正ウェイトで潜る場合、BCDの空気を全て抜かないと体は沈みません。
上手く潜降ができない人はBCDの空気を抜かずに頑張って潜降しようとしている人が多いイメージです。
☆空気を抜いたら大きく息を吐く
適正ウェイトの時の話を覚えていますか?
適正ウェイトの場合、普通に呼吸をすると、水面が目の高さ~頭のてっぺんを行き来します。
そのため、普通に呼吸していてもなかなか潜れません。
潜り始めるときは普段よりも多く、長く息を吐きましょう。
2mほど沈むことが出来ると、水面よりも浮力が小さくなるので身体がゆっくりと沈んでいくようになります。
☆最初は身体を動かさない
特に、足!!です。
潜る際、頭が上、足が下の状態で潜るのが最初は潜りやすいと書きました。
この状態で潜るときに足を動かしていたらどうなるでしょう?
常に上に向かって泳いでいる形になり、潜っていくことはできませんね。
なので、足は動かさないようにします。
また、手なども大きく動かしてしまうとその分、呼吸が浅くなってしまい、浮きやすくなります。
その点からもリラックスして出来るだけ、ばたばたせずに入っていくのが1番のコツです。
☆体勢を整えるときは横回転!
水中に入った際、多くの場合背中に背負っているシリンダーが重く、後ろに重心が行ってしまいます。
そうなったときに、そのまま潜っていくと水面を見ながら潜っていくことになり、
浮力のコントロールがうまくできなくなってしまいます。
そこで水平の姿勢に体勢を立て直すのですが、多くの人は頑張って縦に回転して体勢を直そうとします。
そうするとまた、背中が重く、やり直し…の悪循環にはまってしまいます。
そういう時に、BCDをもって、左右どちらかに勢いを付けてくるっと回ります。
すると、一気にシリンダーが体の上に来るため、安定した姿勢になりやすくなります。
この姿勢を保つためには足の甲を水底に向けるように意識してみてください!
☆潜降スピードが速くなってきたらBCDを利用
潜降していくとどんどん浮力がなくなっていきます。そのため、調節をしないとどんどん潜降速度が速くなっていきます。
潜降速度がコントロールできないとバディコンタクトを保てなかったり、耳抜きが追い付かないことがあります。
また、水底に勢いよく降りてしまい、環境にもよくありません。
水面からしっかりと沈むことが出来たら、BCDに少しずつ空気を足していきましょう。
自分が落ち着いて耳抜き出来るスピードくらいで降りていけるのが理想のスピードです!
浮力を調整しながら降りて行って、水底につくときには中性浮力が取れた状態になれるように意識しましょう!
ダイビングを始めてうまく潜れないなと感じている人は
上記のどれかが出来ていない可能性があります!
オープンウォーターダイバーコース講習の際もこの点を注意して潜るだけで、潜降がとてもスムーズに行えるようになりますよ(^^♪
皆さんも自分のダイビングスタイルをこれを機会に見直してみてくださいね!
今回はここまで!今回も最後まで見ていただきありがとうございました
次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第186回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.13「器材洗い」について
2021/09/07
186回目の海教室はフミが担当します!!
今回のテーマは【器材洗い】についてです(*’▽’)
前回まで【器材のセッティング】【器材のチェック・プレダイブセーフティチェック】と器材について記載をしてきたので、その流れで【器材洗い】についての海教室です。
では、ご覧ください!!
皆さんはダイビングをした後に適切な器材洗いを行っていますか??
思う存分にダイビングを楽しんだ後は海水が器材に付いています。海水に浸った器材はちゃんと塩を落としてからしまわないとカビや錆の原因になり器材の劣化が速くなってしまいます!!
透明度が悪い海でも、慶良間のようなどんなに綺麗な海でも海水は付きます!!
高いお金を出して、揃えた器材は大事に使うようにしていきましょう(*’▽’)
では器材洗いを忘れた?記憶が・・・の方への復習です!!
ちなみにオープンウォーターダイバーコースでは「◆器材の取り外しと手入れ」と言う項目があるので皆さん習っているはずです。思いだしていきましょう!( ´艸`)
【Withコロナ】の時代になり洗い方が変わりましたので復習の後に記載します。ぜひ最後までご覧ください☆
まずは器材洗いができるほどの大きな桶に真水を張ります!!その桶に入った真水を使い、自分が使用した器材たちを洗っていくようにしましょう(‘ω’)ノ
洗い方の順序は特に決まりはありませんが、小さいモノから洗っていく方が桶の水が汚れにくいです。なので、軽器材などの汚れの少なそうなモノから洗っていきましょう。
軽器材のブーツやフィンに関しても同様に桶の真水で洗い流します!
ブーツのファスナーも水の中で動かして塩分が残らないように洗っていきましょう(‘ω’)ノ
フィンを立てかけるときの注意です!!
場所に限りがあり地面にしか置かないといけない時は、フィンの先端が下に来るように干すと折れてしまう原因になりますので、かかとの部分が下に来るように干して行きます☆
マスク・シュノーケルも真水に浸しシュノーケルのマウスピースをごしごしとしますね(^^)/
続いて重器材です!
BCDはBCD全体を桶に浸してBCDの外を洗い、インフレーターホースから水を中に入れていきます!!
水を入れるときはデフレーターボタン(空気を抜くボタン)を抑えながら入れていきます☆
BCDの中に十分に真水が入ったらまんべんなく水が行くように上下左右ひっくり返して真水が全体に行くように洗っていきます☆水を入れすぎるとBCDが重くなるのですすげる程度、5秒から10秒ほどで大丈夫です。
中が洗い終わったら、インフレーターホースが一番下に来るようにして水を抜いていきます(*’▽’)
下の写真の様にBCDを壁に抑えると女性でも簡単に手が届きます☆
干す際は肩ひもを伸ばしポールに吊るします!!その際に乾きやすい様に口でBCDの空気を入れていきます(‘ω’)ノ
続いて、レギュレーターはまずはダストキャップが閉まっているかどうかを再度確認です!!!
エキジット後ダストキャップをしめたつもりでも万が一緩んでしまう可能性もあります・・・
真水につけるときは再度要チェックです(‘ω’)ノ
そして弱い流水でマウスピースやホースを洗ってあげましょう。
セカンドステージ内へ強い水流は厳禁!です。
桶に漬け置きがいいですね(‘ω’)ノ ただレギュレーターのパージボタンを押さないようにする事が大切です!!!
逆流をしてファーストステージまで水が入ってしまう可能性があるからです(>_<)
続いて、ウエットスーツです。
ウエットスーツは裏返しのまま洗っていきます♪なぜなら翌日も潜ることがあれば自分の肌に触れる方から乾けば快適に翌日もダイビングができますからね(*^^*)
塩噛みや砂噛みがないようにファスナーも開けたり閉めたりして海水をしっかり落としていきましょう~
ウエットスーツを干す際の注意です。水がまだ含んだ状態でハンガーで干さないようにしてください!!
水を含んだまま干すと重いのでハンガーが変形したり、肩の当たる部分が弱ってきてしまいます・・・
下の写真の様にポールなどにお腹の真ん中で干し水気を取ってからハンガーで吊るしましょう☆
今まではこのような洗い方でした!!!
思い出してもらえましたか??カメラやライトがあるときはレギュレーターと一緒に真水につけ置きしている事が多いですね。
が!? 【With コロナ】の時代になり変更箇所があります!!
コロナの時代も長引き皆さんもコロナとの向き合い方も分かってきたのではないのでしょうか(‘ω’)ノ
この桶を使った洗い方は1人の時のみ使えることになりますね!!!
ただこの桶に人数分、水をためるとなると莫大な量です。。。
水を無駄に使わない為にもお勧めしているのはすべて流水にすることです(*’▽’)
以前の桶を使いながら洗った部分をホースなどを使い水で流していけばいいのです☆
それでも大量の水を使う事になりますね・・・
桶に水を張って共有していいものあります!!
ウエットスーツやブーツ、フィン、グローブなどは共有しても感染のリスクは低いですね(‘ω’)ノ
特に気を付けなければいけないのは、レギュレーター・オクトパスのマウスピース部分、BCDを口で膨らます可能性があるインフレーターホース、マスク・シュノーケルですね。
これらの器材に関しては流水で行うようにしましょう!!
シーマックスでは流水で洗浄後、次亜塩素酸水で消毒をしております!!
次亜塩素酸水は環境にもやさしく手やうがいにも使えるなど無害なので安心して利用できます。
ここで注意したいただきたいことがあります。
次亜塩素酸水に浸しすぎないこと!!浸す時間は5分が目安です(^ ^)
浸した後は流水で、しっかり流しましょう♪
次亜塩素酸水は食用に消毒として使われてるので安全性が高いのですが、錆の原因にもなるため水でしっかり洗い流しましょう(^ ^)
次亜塩素酸水は熱によわいです!!直射日光は避ける場所に置き、直接手でも触れないようにしなければいけません(^_^)
今まで通り自分の器材であれば、BCDは膨らまして干すのがいいですね(*’▽’)
界面活性剤を使用して洗うなど様々な洗い方もできてますが、こちらの方法がわかりやすくて続けやすいのかなと個人的に思います!!
もしわからないことがあればお気軽に聞いてくださいね~
みなさんが少しでも安心してダイビングができますように!!
今回はここまで!!
次回をお楽しみに~!
海教室第185回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.12「エマージェンシーウェイトドロップ」について
2021/09/02
皆さん、こんにちはゆっこです!
今週は前回の私の回に引き続きウェイトについて!
前回は適正ウェイトのチェックでしたが、
今回はエマージェンシーウェイトドロップ について書いていこうと思います。
このスキルはフレキシブルスキルと言って
限定水域1-5の中でインストラクターがタイミングを見て行うスキルになります。
それでは、エマージェンシーウェイトドロップとはどのようなスキルでしょうか?
水面で緊急事態が起こった場合、通常はパワーインフレータを使って浮力の確保をするのですが、
それができない場合(シリンダーの空気が空っぽなど)、ウエイトシステム(ベルトやポケット)を捨てて、浮力を確保するスキルになります。
このスキルでは緊急時にウエイトを捨てる方法を練習し、突然の浮力増加を経験します。
☆エマージェンシーウェイトドロップの行い方☆
足がつかない深さの深度に適正ウェイトを付けた状態で浮きます。
BCDから空気を抜いた後、ウェイトシステムをクイックリリースを使って外します。
外したウェイトを身体から離して下に落とし、浮力を確保します。
自分の足に当たったりし、水底にあるものや人にぶつからないように注意をしてウエイトを体から放して浮力を確保します。
様々なウェイトシステムでのクイックリリースの方法
◎ウェイトベルトの場合
シーマックスのオープンウォーターダイバーコース講習ではウェイトベルトを使っています。
右手でベルトの端っこを持ち、手前に引きます。
バックルからベルトを外し、身体からベルトを離します。
この時は必ず右手でベルトを持ち、バックル側が下に来るように持ってください。
◎BCDのウェイトポケットの場合
左右にポケットがあります。
これは2回に分けてリリースが出来るようにするためです。
クイックリリースのついているウェイトポケットは引っ張れば外れるようになっているので
片手で力強く引き、身体から離します。
◎ウェイトベストの場合
肩部分にバックルがあるタイプのものがあります。
そのバックルを外すとリリースすることができますが、バックルがないものや
バックルがあってもBCDの下に着ているため、クイックリリースが難しい場合が多いです。
では、ウェイトベストや、BCDのクイックリリースのできない部分にウェイトを付けたい時は
どうしたらいいのでしょう?
取り外せないウェイトポケットは姿勢を整えるトリム用に使う物になります。
ウェイトベストもベストだけにはたくさんのウェイトを入れることはできませんので
ウェイトを分散して他の部分にも入れる必要があります。
なのでこれらのウェイトシステムを使う場合には、
ウェイトを分散させて、すぐに取り外せるウェイトも付けておく必要があるのです。
ウェイトをたくさんつけないといけない場合は浮力が大きいということなので
全てのウェイトを捨てるのではなく、一部のウェイトを外すだけで浮力を確保することができます。
5mmのウェットスーツを着ている時、私は身に着けているウェイトを全て捨てなければ浮き始めませんが
ドライスーツの場合は2キロほど身に着けたままでも浮くことができます。
エマージェンシーウェイトドロップの際の注意点
◎ウェイトを捨てると浮力が大幅に増えます
ウェイトを捨てると、コントロールできないほどの急浮上をしてしまう場合があります。
そうなっては危険ですので水中でウェイトを捨てる場合は、それ以外に方法がないときの最終手段だと思ってください。
◎水面ではためらいなく
水面ではそれ以上浮上する可能性はありません。
緊急事態が起きた時はためらいなくウェイトを捨てて正解です。
◎ウェイトを捨てても浮かない時
ウェイトを全て捨てても特にスチールのシリンダーを使っている場合、重い可能性がある人もいます。
身体が勝手に浮かない場合は水底を軽く押すか、浮き始めるまでゆっくり泳いで水面にあがりましょう。
この場合、水面でも浮力が十分でないと感じたらBCDにオーラルで空気を吹き込むようにしてください。
◎練習の時は周りを見て
通常、講習のスキル時には下が見えるほどの浅い場所で練習します。
他の人が下にいたり、サンゴが下にある時にウェイトを落としてしまうと、
事故の原因になったり、環境破壊につながってしまいます。
インストラクターが安全に講習を行いますが自分の目でも確認するようにしましょう。
これらの注意点を念頭に置いてエマージェンシーウェイトドロップの
スキルを行いましょう!
ライセンスを持っている方も
自分の器材のウェイトシステムはどのような物だったでしょうか?
取り外せないウェイトシステムのみで潜っている方は自分のウェイトシステムを
見直してみるのもいいかもしれませんね!
実際にこのスキルを使う事は起こって欲しくないことですが
緊急時に役立つスキルになりますので覚えておくようにしましょう!(^^)!
それでは今回はここまで!
今回も最後まで見て頂きありがとうございました
次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第184回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.11「重器材のチェックとプレダイブセーフティーチェック」について
2021/08/24
第184回目の海教室です♪今回はフミが担当します(^ ^)!!
前回の海教室では、『器材のセッティング』について記載しました♪
まだご覧いただいてない方はそちらのブログもぜひご覧ください(^_^)
命を預けて楽しむダイビング♪器材のセッティングを行なったあとは動作確認をしっかりしなくてはいけませんね。
ではその動作確認作業の手順を記載していきます♩
まずは手で押さえてる右側のバルブがシリンダーのバルブです!
実際にバルブを開けて空気を通します(^_^)
自分の前にシリンダーのバルブが右側に来るようにセッティングしたのであれば、シリンダーのバルブは手前に回すと開きます。奥に回すと閉じます!!
バルブ開ける際は注意が必要です☆
一気に圧力がかかるのでゆっくりと開けていかなくていけません!
レギュレーターのパージボタンを押して空気を逃がしながらゆっくりバルブを開けていきましょう!! レギュレーターを押していればレギュレーターからプシューと空気が出続けます。それがシリンダーが開いた合図になります♪( ´θ`)ノ
バルブが開いたらパージボタンを離しましょう(^ ^)空気が勿体無いですからね!!
開ける時は前回の182回のブログにも記載しましたが、残圧計のガラス面は下に向けた状態にしておきます!!
万が一ガラス面が破裂してしまう可能性があるからです!!忘れないようにしましょう( ・∇・)
バルブを開けたらどこからか空気が漏れていないかをチェック!!レギュレーターからなのかホースからなのか、1stステージからなのかをチェックしていきます!!
もし空気が漏れている部分が確認したら直さなければいけませんからね☆
次に自分が使用するレギュレーターを実際に咥えて呼吸をしてみましょう〜
吸いづらくないか吐きづらくないかをチェックしていきます!
残圧計をみながら空気を吸ってみて、残圧計が動いてしまうようなことがあれば、バルブがしっかり開いていないのかもしれません・・・
続いて補助用のオクトパスもチェックです!咥えてと言いたいところですが、この『Withコロナの時代』パージボタンを押して空気が出るかどうかで確認をしていきましょう♪
レギュレーターの確認が終われば、バルブを閉じます!!この段階ではまだ圧力がホースに残っているままです。
レギュレーターのパージボタンを押して残っている空気を出します。
閉じる際は開ける時と逆で残圧計を見ておくことを癖づけましょう!!空気の抜き忘れを防ぐことができます♪( ´θ`)ノ
続いてBCD(浮力調整具)の動作確認です。
インフレーターボタンを押して空気を入れていきます!!!BCDの空気がいっぱいになったら自動排気弁がついているので、プシューといって空気が抜けるような仕組みになっています。
パンパンに膨らんだ後はBCDに穴が空いていないかをチェックです☆
膨らんだBCDを押してみて空気が漏れている様であれば、浮力が確保されませんよね( ・∇・)
エントリー時、水面に浮上した後にやることはまずは浮力の確保です!!(水中でも浮力を調整しますが、、、)
もし、そんな時にBCDに穴が空いていたら・・・
恐いですねd( ̄  ̄) しっかり確認しましょう〜!!
確認作業としてエントリー前にすることもここでご紹介します☆
バディ同士で行うプレダイブセーフティーチェックです!!
確認事項は全部で5つ☆
Begin With Review And Friendの頭文字をとって”BWRAF”で覚えていきましょうd( ̄  ̄)
これに沿って内容は下記の通りです。
緊急事態などに備えておくものでもあるのでバディの器材を確認していきます!!
どの様な構造の器材になっているのかも細かく確認をしていく必要があります☆
①B=BCDのチェック
・インフレーターホースの吸気、排気ボタンに異常はないか
・中圧ホースがしっかりと接続されているか
・BCDに空気が入るか抜けるか
・破裂防止弁が正しく作動するか
・空気が漏れる場所はないか
②W=ウエイトのチェック
・ウエイトをつけ忘れていないか
・クイックリリースできるようになっているか(バックルが右側に来ているか)
・トリムは調整できているか(調整の仕方は183回のゆっこの海教室にも記載されてますのでご参考にどうぞ。)
③R=リリース類のチェック
・止めるべきバックルなどはしっかり接続されているか
・ねじれや引っ掛かりなどがないか
④A=エアーのチェック
・エアーの量が180〜200bar入っているか
・自分のレギュレーターを咥えて呼吸バディのオsiteクトパスはパージボタンを押してチェック(Withコロナになり確認方法が変わってますので注意してくださいね)
・バルブがしっかりと空いているか(全部開いてから半回転戻す)
⑤F=ファイナルチェック
・シリンダーベルトにゆるみはないか
・ホース類が絡まったり挟まったりしていないか
・忘れ物はないか
(マスクの曇り止め、必要時ライトなどもここで確認するといいですね♪)
をバディの前で1週回りながら確認してもらいます!!
という5つの項目も覚えておきましょうね〜♪( ´θ`)ノ
楽しむためには器材が正しく使用することができるかどうかを確認がものすごく大事になってきます( ^∀^)
潜る直前に器材が使用できないということがないように、まずは朝一番で自分の器材を確認していきましょう♪
今回はここまで〜☆
次回をお楽しみに〜☆
海教室第183回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.10「適正ウェイトの調節」について
2021/08/17
皆さんこんにちは!今週はゆっこがお送りします。
今回はダイビングにつけてくウェイト量のチェック方法について!
これは限定水域2で行うスキルになります。
ダイビングでは、ウェットスーツや自分がつける器材の浮力を補うために重りを付けます。
その重りの事をウェイトと呼んでいます。
それでは、適正ウェイトとはどういう状態をいうのでしょうか?
先ほども述べたように浮力を補うためにつけるものになります。
自分のプラス浮力を相殺するだけの重さを身に着けるようにして、それ以上の重さは必要ありません。
その適正ウェイトの見つけ方をスキルとして講習で行います。
まず、海に入る前にウェイトの量を見積もります。
これは次のライセンス、アドバンス講習のピークパフォーマンスボイヤンシーというダイブ項目を選択すれば
詳しく知ることができますが、
5mmのウェットスーツを着ている場合、体重のおよそ10%を目安にします。
と言われていますが、日本人の場合、そこから2%ほど引いた量を付けることが多いです。
例えば、体重60キロの人だと、
体重の10%→6キロ ですが、そこから
体重の2%→1.2キロ を減らします。
そうすると、ウェイトの量は4~5キロになると言うわけです!
ウェイトにはいくつかの付け方がありますが、一番多いのはベルトタイプのものです。
腰にウェイトベルトを装着します。
装着の仕方
まずは、ウェイトをベルトに通しましょう。
左手にバックルのある方、右手に何もついていない方が来るようにベルトを持ちます。
右手は離さずにバックルのついた方を後ろ手で取るか、
両手で持った状態で、縄跳びをするようにベルトを乗り越えて
腰のあたりにベルトを持ってきます。
バックルにベルトを通し、しっかり自分にくっつくように装着します。
この時にベルトが緩いと水中に入ってスーツが少し縮んだ時にベルトが落ちてきてしまう可能性があります!
チェックの仕方
ウェイトベルトの装着が出来たら、器材を全て背負います。
BCDに空気を入れ、レギュレーターから呼吸しながら水面へ。
BCDから空気を抜き、普通に呼吸して息を吸ったときに水面が目の高さに来ていればOK!
息を吐くとゆっくりと沈んでいきます。
もし、空気を抜いた時点で急激に沈んでいくようなら、すぐにBCDに空気を入れて浮力を確保してください。
あまりにもマイナス浮力(浮力が足りない)であると急激に沈んでしまい、
耳抜きなどが追い付かない可能性があり、危険です。
その後、ウェイトの量を減らして、もう一度適正ウェイトか確認をするようにしましょう。
トリムの確認
トリムもウェイトの確認をする際に大事なポイントになります。
トリムとは?
ウェイトを付ける位置や配分の事です。
実はダイビング中の泳ぎやすさや、この後出てくる中性浮力はこのトリムが大きく関係してきます。
ダイビング中の姿勢は身体が水平に泳ぐ自然な姿勢で、両足が水底と並行か少し上がったくらいの
ポジションが1番いいとされています。
ウェイトベルトを用いてダイビングをする場合、左右のバランスが出来るだけ同じになるように
ウェイトの位置を調整します。
そして、ダイビング中には背中に1番重い、シリンダーを担ぎます。
なので、身体の前面にウェイトが来るようにしておいた方が水中での前後のバランスがとりやすくなります。
下の写真のように後ろにウェイトが来る状態はオススメしません。
また、他のウェイトシステムを使うこともあります。
例えば、BCDにあるウェイトポケット
ウェイトを入れてジャケットのように着るウェイトベスト
ドライスーツを着るときなど、足が浮きやすいときに使うアンクルウェイトなどです。
これらの種類をうまく組み合わせ、自分の泳ぎやすい配分を見つけるとダイビングが楽に行えるようになります。
☆適正ウェイトに関して気を付ける事
◎適正ウェイトの把握はその日の装備も把握して!
ウェットスーツの厚さやシリンダーにも種類があります。
スーツの厚さは厚いほど浮力が大きくなります。
そのため、5mmのスーツで適正ウェイトをはかった後、
寒くてインナーを追加した場合はウェイトも追加する必要があるかもしれません。
シリンダーもアルミと、スチールがあります。
アルミのシリンダーの方がスチールのものより浮きやすい性質なので、
自分がどのシリンダーで、どのようなスーツを使って適正ウェイトの確認をしたのか覚えておきましょう!
◎ダイビング終了時はシリンダーが軽くなってます!
適正ウェイトのチェックはダイビング直前にシリンダーの中に空気が満タンに入っている状態ですることが多いです。
ですが、ダイビングをして戻ってくるということはシリンダーの中の空気は減ります。
勿論、その空気にも重さはあるので、消費してしまうとその分軽くなり、浮力も増します。
そのため、適正ウェイト+2キロでウェイトを準備することでシリンダー内の空気分の重さを補正することができると言われています。
特にアルミのシリンダーは注意が必要です!!
と言っても、2キロ増やして潜ると実際は結構大変です(;´Д`)
適正ウェイトで実際に潜ってみて終了間際にどうしても浮いてしまう場合には足すという風に
講習中に自分の浮き具合なども把握できると◎ですね!
適正ウェイトで水中に入る場合もダイビング終了間際に浮きやすくなっているということを覚えておきましょう(^^♪
◎ウェイトにも種類があります
ウエイトにもいろいろな種類があります。
一般的によく使われているのは1個1kgなどでウエイトベルトを通す穴のある鉛玉。
シーマックスには1kg、1.5kg、2kg、の玉があってそれらを組み合わせて合計で必要な重量を身に着けます。
ですが、海外に行くと、ポンド単位の場所があるようです!
ダイビングライセンスを取得して海外に行きたいという方は要注意!
1ポンド=453.6gなので、1kg=2ポンド強だそう。普段4kg使っている人は8ポンドまたは9ポンドのウエイトが必要となります。
間違えるとダイビングがかなり大変になるので、気を付けてください( `ー´)ノ
ウェイトをうまく使いこなして楽にダイビングが出来るように頑張りましょう!
今回はここまで!参考になれば嬉しいです✨
次回もお楽しみに(@^^)/~~~
海教室第182回目!ダイバーになろう!オープンウォーター講習シリーズNo.9『重器材のセッティング』
2021/08/12
182回目の海教室はフミが担当します!!
前回は水中の呼吸について記載しました~!!読んでもらえましたか?
記載して改めて水中で呼吸が出来て慶良間諸島の海を楽しむことの幸せさを日々実感しています!!
自分がFUNダイビングを自由にするのならケラマブルーの中を自分が吐いてる泡を見るだけでも幸せを実感してしまうでしょう(^ ^)笑
そして今回は器材のセッティングについて記載していきますので移動時間でも束の間の休憩のお時間にでもご覧くださーい(^^)
久しぶりにダイビングをする方は特に、器材のセッティングを忘れがちの方も多いですね。
今までの海教室でも記載してきましたが、ダイビングの魅力は想像以上のものがあると思います!!
ただ危険も伴う事も事実です・・・
そんな命を預ける器材を、セッティングが自分で出来ないということは・・・
それは決して良いい事ではありませんよね???
もちろん忘れてしまう方も多いはずです。そんな時こそリフレッシュコースなどを受けて安心してダイビングを楽しんでもらうことをお勧めしています!(^^)!
安心してダイビングをできるようになってもらう為に全力でサポートさせて頂きますのでご安心ください☆
ショップによっては器材のセッティングをスタッフが行うところもあるようですが、
シーマックスでは、基本的な部分からダイビングを知って頂くためにも、自分が使用する器材を知って頂くためにもお客様ご自身でセッティングを行って頂いております!(^^)!
今回の海教室では重器材の取り付け方をおさらいです☆
まずはシリンダーに入ってる空気の臭いチェックです( ̄▽ ̄)
シリンダーの中が錆びていたりすると、すぐに分かります!!
その空気を吸ってダイビングをすると頭痛を引き起こす原因になりますのでしっかりチェック(>_<)
臭いをチェックする際は、まず空気を出してみます。空気を出す時は圧縮された空気が入ってるので勢いよく出てくるので注意が必要です☆
手で覆ってあげてから空気を出し、それから近づくようにしましょう。 顔を近づけてから空気を出すとゴミなどが目に入る可能性もあるので要注意です!!
臭いチェックの後はBCDの装着です!!
重器材も含めて器材の役割はオープンウォーター講習NO.5の海教室で記載しておりますのでそちらもご参考にしてください☆
器材を装着していく手順のコツですが、シリンダーの空気口(バルブが右と覚えてもいいです)が前に来るようにし、後ろから自分→シリンダー→BCDという立ち位置にするとセッティングがしやすいと思います!
ダイビングの器材は大きいモノからセッティング!まずはBCDから!
先にレギュレーターをセッティングしてしまう方もいますがBCDが最初ですよ〜♪
BCDのバックルも大きい方からなので下の大きなバックルからつけていきましょう!バックルの輪っかをシリンダーに通していきます!上の小さいバックルも引っかけるのを忘れないでくださいね~♪
BCDの高さの目安としては、襟を伸ばした時にタンクバルブのてっぺんと同じ高さになるようにします(*’▽’)
これが下過ぎると水中で頭にぶつかってしまいますね・・・
シリンダーベルトを締める際には注意が必要です♪( ´θ`)ノ
水中で外れてしまわない様にしっかりキツく固定をします!!! 外側の穴だけベルトを外しキツく締めます。シリンダーの円に沿って上下にゆすりながら引っ張るとキツく締まるでしょう☆
ベルトをしっかり締めた後は外側の穴に通してバックルを90度にします。90度にしたら固定できるので最後にBCDの高さや向きを調整しましょう!!
調整が終わったらバックルを閉じて終了です♪
続いてレギュレーターです。シリンダーに取り付けるのに一般的に使用されているのがこちらのヨークスクリュー型です!
レギュレーターのメインのセカンドステージとオクトパスを右側に、残圧ゲージ・中圧ホースを左にしてタンクバルブにセッティング!変更もできるので、なかにはオクトパス(補助空気源)が左側に来るものもあるので要チェックです!!
これも久しぶりの方は反対に付ける人が多いです!!!要注意!
シリンダーに取り付ける際は、しっかりはめることが大事ですがキツく締めすぎてはいけません( ^∀^)!
コツとして親指、人差し指、中指の3本指で下の写真の黒いバルブを締めていきましょう☆
忘れてしまいがちな中圧ホース。忘れてたらBCDに空気は入りません!!
ただつけるのが難しいという方もいらっしゃしゃいます。。。
まず中圧ホースの先端(カプラ)を親指と人差し指で引きスライドさせます☆残りの指と手のひらでホースを押し込みます。
ホースを押し込みながら先端(カプラ)を左にスライドさせます!カチッという音がハマった合図です(^^)
ここまでセッティングできたらシリンダーを開けて空気の圧をチェックします☆
このときに残圧ゲージのガラス面は下に向けておくことが必須です。高圧が一気にかかるので、万が一破裂したときにガラスが飛び散って危ないです♪( ´θ`)ノ 必ず下向きにしてバルブを開けましょう!!
バルブは手前に全回転した後半回転だけ戻します!!
なぜなら、水中でぶつけてしまって自分の手で元に戻せなくなるのを防ぐ為に半回転戻して遊びを作ってあげます!!
空気の量は180以上有れば満タンとみなします(^^)
最後はリリース類をまとめて完成!!
大袈裟かもしれませんが、器材に命を預けて楽しむダイビング(^-^)
しっかりと自分でセッティングできるようになりましょう!!
今回はここまで〜☆
次回はセッティングの確認方法などについて、お話していきます。お楽しみに〜☆
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